財務ハイライト

業績、財務ハイライト

1.売上総利益、営業利益、当期純利益

1株利益(EPS)向上に向け、源泉となる利益成長を図っており、2019年2月期において過去最高益を更新しております。

2. 1株利益(EPS)

株主価値の根幹である「1株利益」は着実に成長しております。

3.ROE(自己資本利益率)

ROEは、経済産業省が発表した「伊藤レポート」にも「資本コストを上回るROEを、資本効率革命を」と明記され、「日本型ROE経営」の必要性が問われており、多くの投資家において、企業評価の最も重要な指標として位置付けられています。

いちごは、日本企業のROE最低ラインと言われる「8%」を大きく上回る水準を実現しており、高い資本効率を維持しております。

4.バランスシート(B/S)の推移

2014年2月期以降、不動産市場環境の変化やファインナンス環境の好転を受け、成長投資を加速し、優良な資産と相対的に好条件の借入により、健全性を維持しながら、バランスシートを拡大しております。

なお、当社に帰属しないリスクを控除したリスクベースB/Sの自己資本比率は含み益を加味すると49.3%になります。

5. 自己保有資産(不動産)残高

成長投資を加速し、2017年2月期には約720億円、2018年2月期には約540億円の不動産を取得しました。2019年2月期においても、約508億円の不動産を取得し、優良物件の取得に向け、積極的にソーシングを行っています。

6. コーポレート借入金の推移

いちごでは、財務の健全性を確保するため、加重平均適用金利を低減させていくとともに、平均借入期間の長期化を図っています。また、ローン期間に鑑み、アモチ(アモチゼーション※)を増やすことで、期限到来時のファイナンスの返済原資が大きくならないような工夫をし、リスクをコントロールしています。

※アモチゼーション(Amortization)・・・借入金元本の分割返済を指します